散歩

散歩は、運動をさせて犬のストレスを発散することももちろん大切ですが、何より飼い主さんに従って歩けるようにすることが大事です。お散歩を通して飼い主さんのリーダーシップを確立しましょう。

練習方法

1. まず初めは犬と向かい合った状態で立ちます。そこからおやつなどで誘導しながら自分は後ろ向きに進んで行きます。この時リードは常にたるんだ状態で歩きます。

2. 慣れて来たら犬を自分の左側につかせ、おやつを与えながらリードを持つ人の横について歩くよう練習します。おやつは犬が立ち上がってしまわないように低めの位置であげます。この時もリードは常にたるんでいる状態を保ちます。

3. 犬が途中で嫌がって立ち止まったり匂いを嗅いで動かなくなってしまったら、ぐ~っという感じでリードを引き、おやつやおもちゃなどで自分のほうへ呼びよせます。犬がそれに反応して寄って来てリードがたるんだ状態になったらよく褒め、おやつを与えます。

ワンポイントアドバイス

犬が臭い嗅ぎの為に立ち止まったり、リードを引っ張って勝手な方向へ行ってしまったとき、飼い主さんもそれに合わせて立ち止まったり犬の自由にさせてしまうと

「散歩のときは自分の自由にして良いんだ!」

と学習してしまいます。
常にぴったり横について歩く必要はありませんが、交通量や人通りの多いところを歩くときはきちんと横につかせ、公園や農道など、ある程度自由に歩かせても大丈夫な場所や、臭いを嗅ぐなど好きに行動してよいときとの区別は飼い主さんが指示を出してから行うようトレーニングしましょう。

作成:2011年4月10日