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いろいろなものに慣らす

人間と一緒に暮らす以上、人間の生活の中に出てくる様々なものに慣らしておく必要があります。

車に慣れればお出かけできる場所が増えますし、他の犬に慣れていればドッグランや公園などで運動をさせることが出来ます。子供に慣れることは前記の他に、子供をケガさせてしまうリスクを回避する上でも大切です。

1. 初めはエンジンのかかってない止まった状態の車に近づいて慣らします。

2. エンジンのかかった車を見せます。最初は怖がると思いますが、おやつやおもちゃなどを見せて優しく声をかけます。

3. 落ち着いて車の近くにいることが出来るようになったら「いい子ね~」とよく褒めます。

子供

基本的に子供を嫌がる犬は多いですが、小さいうちから積極的に慣らしておくと良いでしょう。

生後3ヶ月くらいまでは色々なことを無理なく吸収できる時期です。この時期に飼い主さん以外の人(子供・男性・女性・年齢問わず色々な人)に慣れておくことが大切です。

他の犬

最初はおとなしい犬と接して慣らしていきます。
犬がおびえたりしても相手の犬からすぐはなしてしまうのではなく「大丈夫だよ~」と優しく声をかけながら引き続き接してもらいます。

嫌がってもあきらめず何回も他の犬と接触させ、縄張り意識や闘争心(特にオスの場合)が芽生える6~7ヶ月ごろ前までにたくさんの犬と会わせて、遊ばせたりしてどんな子とも仲良くなれる子に育てましょう。

作成:2011年4月10日