4.散歩と運動

犬は運動することが必要な動物です。毎日運動することでストレス解消や肥満の防止になりますし、散歩や運動を一緒にすることがコミュニケーションやしつけの一環になります。

散歩の時間と回数

運動する犬はとても楽しそう

朝夕それぞれ30分~ 1 時間は散歩に行くのが理想です。適量はその子によって違いますが、運動が少ないとストレスからイタズラをしたり無駄吠えをする可能性があります。また、ドッグランなどで思い切り走れる機会もあるといいでしょう。ただし、心疾患や関節疾患など、生まれつきの病気がある場合には激しい運動は避けてください。

散歩中の注意点

散歩中に落ちている食べ物や他の犬のウンチを口にしてしまうことがあります。腐っていたり、他の犬のウンチには寄生虫がいる可能性がありますので、拾い食いをさせないようにしてください。また、特に夏場の草むらなどは除草剤がまかれている場合があるので、口に入らないように注意が必要です。

散歩中のマナー

散歩中は必ず首輪とリードをしましょう。ウンチの始末も飼い主の責任です。世の中には犬好きな人ばかりではありません。犬が興味を持って近づこうとしても、相手の反応を見て適切に対応してください。犬が近づこうとするだけで恐怖心を感じる人もいます。また、相手が子供の場合、例えその子が犬好きでも予想外の動きをするので、犬がビックリして吠えたり咬んだりしてしまう危険があります。

怖がり犬コミュニティ?

わが子のビビリっぷりに悩む犬の飼い主は意外と多いものです。激しく吠えることがあるので他の犬や人との接触に躊躇してしまいがちです。ましてやドッグランなんて夢のまた夢。でも相性の良い相手は必ずいますので、諦めずに散歩に連れて行ってあげてください。散歩中に出会う犬の飼い主さんに経験談を聞けるかもしれませんし、ひょっとしたら同じ悩みを持つ者同士、遠慮なく吠え合いながら少しずつ仲良くなる、なんていう方法もあるかもしれません。

作成:2011年4月8日