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8.狂犬病予防接種と行政への登録

犬の飼い主は狂犬病の予防接種と行政機関への登録が法律で義務付けられています。

狂犬病予防接種と行政への登録について

生後91 日以上の犬は登録が義務付けられています

狂犬病予防接種は通常、混合ワクチン接種から1 ヶ月以上空けて行います。

春先に接種から登録までを一斉に行う自治体もありますし、動物病院でできる場合もあります。いずれにしても行きつけの病院があると万が一の時に安心ですので、健康診断も兼ねて地元の動物病院にご相談ください。

また行政機関への登録は万が一犬が迷子になってしまったときに大変役に立ちます。犬の首輪に鑑札札をつけておけば、捕獲されたときに飼い主に情報が伝わりますので、発見できる可能性が格段に高くなります。

狂犬病について

狂犬病は人間にも感染し、発病すればほぼ間違いなく死亡する病気です。
確かに日本では1956 年以来狂犬病の発生はありません。しかし、これは狂犬病予防法により徹底的な対策を行ってきたためです。近年、海外旅行の一般化、動物の輸入などにより、狂犬病が国内へ持ち込まれて再び蔓延することが危惧されています。予防は確実に行いましょう。

作成:2011年4月8日