大きい犬にモテる部屋。
2025年03月31日
本日紹介するのは、こちら!

シェルターの犬応接室内にある、ふれあいルーム1の子たちです。
シェルター内には犬猫それぞれに「ふれあいルーム」と呼んでいるお部屋がいくつかあるのですが、実はちゃんとふれあえる犬猫が在籍しているふれあいルームはほとんどありません。
そんな「名ばかりふれあいルーム」の中で、貴重な存在。
本当に犬とふれあえるのが、この犬ふれあいルーム1です。
面会に来られた方が必ず入る犬応接室にあるので、そこに住めるのは初対面の人に吠えない(もしくはすぐに静かになる)子たちだけ。
中でもお利口なのが、ふれあいルーム1にいるあっこちゃん・りこちゃん姉妹と、今シェルターにいる子の中で一番の大きさを誇るトントン(前回投稿のモモちゃんの兄妹犬です)の三頭です。
|一番BIGなトントンは一番の甘えん坊。

体重が重いというよりは、とにかく体が大きいトントンさん。

愛情表現は全身で。
お部屋に入ると二本足で立ち上がってハグしにきてくれます。
(本当に大きいので画面におさまりません)
トントンは自分のことを6キロの子犬だと思っていそうと感じることがしばしば。

なのでハグを求める時も「6キロの可愛い甘えん坊なボクを抱っこ」くらいのつもりで全体重を預けてきます。
が、現実のトントンは24キロのムキムキマッチョな成犬。

なので、ハグを受けとめる側の心境としては「24キロの全力タックル。はっけよいのこった」。
撫でて欲しくて頭を差し出してくる時もそうですが、熱烈ハグタイムには特に認識の差がダメージの差となって現れます。
パワフルながらも愛おしいトントンの魅力を里親さんにもお伝えしたい!
全力タックルならぬ愛情表現ハグを元気に求める甘えん坊を見てもらいたい!!
と、常にトントンアピールのチャンスを狙っているスタッフの心、トントン知らず。
いざお客さんが来ると、こう。

いつも小さく丸まって爆睡してしまうので、アピールチャンスに恵まれず、こんなに可愛いのにご縁がないままシェルターですくすく成長しています。
|お次は、ちょっと人見知りするりこちゃん。

……のはずが、グイグイ甘えに来るトントンと一緒だと心強いようで、便乗におい嗅ぎ。
人見知りを全くしない子のような写真になりました。
さらには、ハグ返しをしてもらったトントンが羨ましかったようで、

ぎこちなくハグまでしてくれました。りこちゃんからの初めてのハグに思わずニンマリ。
一度仲良くなってしまえば、トントンとりこちゃんは結構甘えん坊です。

床に座ったら、膝の上にのってくれたりこちゃんと足の裏にぴったり寄り添うトントン。
大きい犬たちにちやほやされてますますニンマリ。
|一方で、一番シャイなあっこちゃんは、


普段からふれあっているスタッフには撫でてもらいたそうに寄ってきますし、しっぽをブンブン振って嬉しそうな姿を見せてくれますが、あんまりふれあう機会のない私とはこの距離感。
ビビリなのかな?気が小さいのかな?無理に近寄っても可哀想か……
と思い、離れたところで寄ってきてくれるのを待っていたら、

意気揚々とご機嫌に寄ってきてくれるりこちゃんとトントン。
そして反対側を見ると

爆睡あっこちゃん。
気は小さいみたいですが、肝が据わった一面もあるようです。

ふれあいルームの外から見るだけだとトントンりこちゃんからハグしてもらえる機会を逃します。
面会にお越しの際はぜひ、ふれあいルーム内にもお立ち寄りください。

